【朗読】山本周五郎「驕れる(おごれる)千鶴」~オーディオブック~ 朗読:京谷由香里
HTML-код
- Опубликовано: 15 сен 2024
- 江戸の中頃。武士、町民ともに富の偏在が著しくなった時代。親子ほども歳の違う相手(二千石の筆頭国家老)に嫁入りしたきわめて美しい女性がいた。嫉妬や羨望の眼差しがその女性を称して「驕れる千鶴」と言わせた。彼女は富と名誉のために身を売ったのか?驕れる千鶴の正体とは?
初出:「キング」 1939(昭和14)年7月。青空文庫未収録。
現在は『人情武士道』 (新潮文庫)などで読むことが出来ます。
✨朗読の途中で広告が入ることがありませんので、安心してお聴き頂けます✨
◎主な登場人物
虫明三右衛門(福山十二万石の筆頭国家老で57歳)
千鶴(譜代の年寄格 鹿島太郎左衛門の娘、先君伊予守正右の側室
恵光院の侍女で24歳)
阿部豊前守正固(阿部家藩主)
中村真之助(小姓組の若者)
(文中の表記、意味などについて)
目見得(めみえ)江戸時代の武士には、どの藩でも藩主にお目通り する資格がある「上士」と、それがない「下士」の区別があった。一般に「侍」(さむらい)と呼ばれたのは前者の方で、後者はかつて戦場でも騎乗の資格がなかったことから「徒歩」(かち)と呼ばれた
嬌笑(きょうしょう) 艶めかしい笑い声
朋輩(ほうばい) 仲間(この場合、城中で働く仲間との意)
前髪の時分(まえがみのじぶん) 元服前の15,6~20歳頃まで
阿諛(あゆ)(阿諛佞弁あゆねいべん) 「阿」はおもねる。「諛」はへつらう。相手の言うことを何でも聞いて機嫌を取る。気に入られようと振る舞う。
自儘放埒(じままほうらつ) 好き勝手、我が儘放題
刺客(しかく) 暗殺をする者
剔抉(てつけつ) 欠点や悪事を、あばきだすこと
※本来はてっけつと読むのでしょうが、本文のルビがてつけつと
あったため、そのまま読んでいますことをご了承ください。
松籟(しょうらい) 松の梢 (こずえ) に吹く風の音
水髪(みずがみ) 油でなく水だけで結ったり、撫でつけたりした髪
脂粉(しふん) 紅おしろいや化粧
筧(かけい) 水を通すために架設する樋。通常、竹筒で作られる
御諚(ごじょう) 主君の命令、おことば
♫ お好きな場面からお聴きいただけるように ♫
(青字の数字をクリックしていただくと、そこから始まります)
一 0:00
二 7:38
三 14:44
四 23:08
五 30:02
六 38:03
七 44:59
八 53:40
★ご視聴くださり、ありがとうございました。
🍇ほかの山本周五郎作品はこちら 山本周五郎作品 • 山本周五郎作品
🍎チャンネル登録で、またお耳にかかれますように♪ / @yukari88
朗読を聴いて下さる皆様の毎日に、新たな彩りが加わりますように。
◆動画製作に当たって、以下のサイト様の素材をお借りしました。
ありがとうございます。
Sound:DOVA-SYNDROME様 Shota Fukagawa 様
Sound:PeriTune様
🎨サムネイルに使用しましたのは小原 古邨(おはらこそん、1877年(明治10)-1945年(昭和20))日本画家・木版画の下絵師の方の作品です。祥邨(しょうそん)、豊邨(ほうそん)の号も持つ。
#朗読
#山本周五郎
#オーディオブック
#驕れる千鶴
#山本周五郎朗読
#Yukariさんち朗読チャンネル
#日本文学
#時代小説
#短編小説
#江戸
#小原古邨
何て感情のこもった台詞回しお見事でござりました👍👍👍👍
朝貞護得久さま
「驕れる千鶴」を聴いてくださり、ありがとうございました🙇♀️😊気に入って頂けて嬉しいです。
ありがとうございます!
Ryouko_hello様
ご支援のお気持ちに感謝申し上げます💕
ゆかり様お疲れ様です😊山本作品もお読みになるのですねぇ‼️やはり、声の七変化見事ですわ
女たちの悪口は憎しみが伝わって、千鶴の品ある行動、愛あるのに、誰も信じてくれない😢
でも、最後の千鶴の本心❗千鶴の声、素敵です🎉🎉❤❤
和田雅子様
雅子様こそ、お疲れ様です😊
続けて聴いて下さったのですね❣️ありがとうございます🙇♀️😊
朗読するには著作権の問題があり、周五郎先生がぎりぎりフリーで使える年代なので、私も朗読させていただいています🙋♀️
千鶴の声、気にいって下さり、嬉しいです😆コメントありがとうございました🙏😊
初めて当チャンネルを聞かせて頂きました。語りの朗読の声質がとても聞きやすく感じました。
話のテンポもゆっくりとして非常に聞きやすく思います。
気になったのは千鶴の台詞の声が24歳の声にしては子供っぽく感じられたので、もう少し大人の声でも宜しいかと。(勝手なことを申し上げて誠に失礼と存じます。)
この頃では時代物の朗読は大変貴重ですので、今後とも是非続けて頂きたいと思います。
キラクヤショウスケ様
初めまして😊
朗読を聴いてくださり、ありがとうございました🙇♀️😊
出来るだけ、そのように努めていますので、聴きやすいと感じて頂けて、とても嬉しいです。
キラクヤショウスケ様は、千鶴の台詞について子供っぽく感じられたのですね。
この作品では、千鶴の登場する前半部分と後半部分では置かれている環境や立場、心理状態に大きな変化があると思われましたので、敢えて少し違ったトーンで表現したのですが、そのことで戸惑われたのかもしれませんね。
聴いてくださる皆さんの想い描く世界やお好みも、きっとマチマチだと思いますので、とても難しいところではあるのですが、一層表現方法を勉強していきたいと思います。
ご感想をお寄せくださり、ありがとうございました🙇♀️
今後とも宜しくお願いいたします😊
拝聴致しました。リズミカルなご朗読に眠るのを忘れてしまいました。
安心して聴けるので寝落ちする筈なのですが、今回は違いました。
何時もの際よりも、起承転結が若干早い様に感じました。気のせいでしょうか?
其れ以外は、安定の3番バッターですね! 感心しました!
処で、小原古邨氏のサムネイルの画が良いですね! 貴方様の拘りか何か思い入れみたいなものがおありなのでしょうか?
もしも、お差し支えなければお教え頂けませんでしょうか?(自分は、見る目を養っていなかったのを悔んでおります。中学生?の頃に収集した切手に似たものが有った様に思えるのですが…思い違いか?)
次回作も楽しみにしております。 有難う御座います。向寒の候、ご自愛ください。
しんのすけ様
いつも聴いてくださり、ありがとうございます🙇♀️😊
起承転結が早いように感じられましたか?読み方が早かったでしょうかね。今後、さらに気をつけたいと思います。
また、サムネイルの画にも着目してくださり、ありがとうございます😊
作品の雰囲気を壊さないように心がけつつ、日本画の中に素敵なものはないか?と色々と探し出したものです。
バックのみどり色は孔雀色🦚に近いものにしてみました。いつも、作品に敬意を込めて作っているつもりです😊
気に入って頂けて嬉しいです。
しんのすけ様も、どうぞご自愛くださいませ。
時代小説、昔は読んでましたが、今はこんなに良い朗読が有り嬉しい限りです。
朗読も素敵で良かったです。
ありがとうございます。
Window風さま
聴いてくださり、ありがとうございました🙇♀️😊
時代ものお好きですか😊
気に入って頂けて嬉しいです。
これからも、よろしくお願いいたします🍀
@@Yukari88 乙川優三郎、宇江佐真理、池波正太郎、酔いどれ武士を描いた作品の連載、まだ続いてますがもう読むのはしんどくて(^_^;)
沢山の作品を昔は読みましたよ。
これからも素敵な朗読をm(_ _)m
@@window9126 さま
そうなんですね。読書家のWindow風さまにも聞き続けて頂けるよう、これからも頑張っていきますので、ご贔屓によろしくお願いいたします😊
新しい朗読作品有難うございます。やはり安心して作品に没頭しておりました。この朗読もまた何回繰り返し聴く事であろう。
いつもながら感謝しております。
Kyoko Fukuiさま
いつも聴いてくださり、ありがとうございます🙇♀️😊
こちらこそ聴いてくださった後にコメントも残してくださり、感謝いたしております。これからも、どうぞ宜しくお願いいたします😊
私には千鶴は強いファザコンに思える。早くに両親を父親を亡くした… それが遠因かも知れない… 結婚は本人が望んだ事他人はトヤカク云うべき事ではない、千鶴の自由だ。やっかみ半分の噂話し七十五日もすれば消え失せる。千鶴幸せに…
感動の朗読をありがとうございます❗
感謝です…‼️
こま様
「驕れる千鶴」を聴いてくださり、ありがとうございました🙇♀️😊
ひとそれぞれ何かを選ぶ理由、選ばない理由があるものですよね。こま様はそういうふうに感じられたのですね。他人がどう言ったにしても、本人が良ければ、それで良いのですから、幸多かれと願いたいですね😊
いつもありがとうございます。
今回も聴き入ってしまいました。
ホームズ様
こちらこそ、いつも聴いてくださり、ありがとうございます🙇♀️😊
しばしの時間でも、お楽しみ頂けると嬉しいです。
この時代にあって男であればわかるが周りの批評 中傷にも毅然と己の信念を貫いた乙女の姿がなんと美しく輝かしい事だろう・・・朗読お疲れ様でした、ありがとうございます😭
江戸紫さま
いつも聴いてくださり、ありがとうございます🙇♀️😊
周りの批評や中傷にも耐えうる程の想いだったのではないでしょうか😊
そして、それ程に素敵な三右衛門様✨だったのではないかと…。
@@Yukari88 ろろ